3月25日、中小機構より「中小企業省力化投資補助金の事務局ホームページ」が開設されたと発表されました。
この中小企業省力化投資補助金は、2024年度から始まる新たな補助金です。
中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、IoT・ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品の導入を支援するというものです。
中小企業省力化投資補助金の事務局ホームページ↗を見てみますと、以下のように、現在までに決まっている内容が記載されています。
目次
事業目的
中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等に対して、IoT、ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品を導入するための事業費等の経費の一部を補助することにより、簡易で即効性がある省力化投資を促進し、中小企業等の付加価値額や生産性向上を図るとともに、賃上げにつなげることを目的とします。
制度概要
事業名称
中小企業省力化投資補助事業
補助対象者
人手不足の状態にある中小企業等
補助率等
カタログに掲載された製品が補助対象となります。また、補助上限額は従業員数ごとに異なります。
※賃上げ要件を達成した場合、()内の値に補助上限額を引き上げ
交付申請フロー
製品カテゴリー
対象となる製品のカテゴリーは、3月25日現在で4つ承認されています。
(出典:承認カテゴリ一覧↗)
券売機
- (定義)注文受付、券類の発行、支払・決済業務を自動的に行う機器
- (対象業種)飲食サービス業
- (対象業務領域)注文受付、請求・支払、顧客対応
自動精算機
- (定義)主に商品販売時及びサービス提供時における支払・精算対応又はつり銭等現金の受け渡しを自動的に行う機器
- (対象業種)飲食サービス業、小売業
- (対象業務領域)注文受付、請求・支払、顧客対応
自動チェックイン機
- (定義)次の機能を有する製品:予約管理機能/チェックイン機能/精算・会計機能、上記機能に加え、省力化に資する観点から★の機能を具備するものが望ましい。★=チェックアウト機能/カードキー発行機能
- (対象業種)宿泊業
- (対象業務領域)受付案内、予約管理、請求・支払、顧客対応
スチームコンベクションオーブン
- (定義)コンベクションオーブン(ファンにより熱風を強制対流させるオーブン)に、蒸気発生装置を取り付け、熱風、水蒸気、熱風+水蒸気を利用し、焼く、蒸す、煮る、炊く、炒めるなど多様な加熱調理を1台で担うことができる調理機器。また、プログラム機能を持ち、料理、食材ごとの加熱時間、温度等を登録でき、使用する人間を問わず調理品質を保つことができる。
- (対象業種)宿泊業、飲食サービス業、小売業
- (対象業務領域)保管・在庫管理、調理
スケジュール
交付申請の開始時期については、「後日お知らせします」とされています。