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定年本「60代から心と体がラクになる生き方」(和田秀樹)を読みました

2024 7/25
定年本
定年本 読書記録
2024年7月25日2024年9月2日

 この本で、筆者は「老後の不安」「老いることへの不安」は、実は単なる思い込みや、高齢者の実態をよく知らない情報に起因しており、幻想にすぎないことが多いと述べています。その上で、高齢者専門の精神科医として、高齢者の実像をく解き明かし、心と体をラクにしていくための秘訣、老いの不安を消すヒントを紹介しています。

 筆者の和田秀樹さんは、東京大学医学部卒の精神科医であり、また、医療、教育などの評論家や映画監督などとしても幅広く活動されています。著書には「感情的にならない本」(ワイド新書)、「80歳の壁」(幻冬舎新書)、「大人のための勉強法」(PHP新書)、「この国の冷たさの正体」(朝日新書)、「人は「感情」から老化する」(祥伝社新書)など多数あります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

60代から心と体がラクになる生き方 老いの不安を消し去るヒント (朝日新書813) [ 和田秀樹 ]
価格:825円(税込、送料無料) (2024/7/26時点)

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 この本は、次のプロローグ及び4章で構成されています。

  • プロローグ 「人は人、自分は自分」の幸せがかなう高齢期の素晴らしさ
  • 第1章 「老いの不安」とのつき合い方
  • 第2章 老いを知る、受け入れる
  • 第3章 高齢者が生きづらい日本社会
  • 第4章 心をラクにして生きる方法

 この本の前半で、筆者は、「「人は人、自分は自分」の幸せがかなう高齢期の素晴らしさ」「「老いの不安」とのつき合い方」について書いています。印象に残ったのは次のような点です。

  • いかに見栄えがいいか、他人に対して自慢できるか、という視点で選ばれたものは、定年後の生きがいにはなり得ない。早晩、やり続けられなくなるのは、目に見えているからである。
  • 多くの人が定年になって、家にこもってしまうのは、他人から強制された生きがいや、自己承認欲求を満たしたいがために趣味にとらわれていることが原因である。自分が心の底からは望んでいない物事に取り組んだとしても、真の充実感は得られず、虚しさや無力感に襲われてしまう。
  • 社会的な地位や権威は年を取ってからは不要である。むしろ積極的に捨てるべきである。結局、最後に残るのは、その人が変わることなく持ち続ける「こうなりたい」とか「こういう風に生きたい」という願望である。
  • 別に会社や組織を退いたからといって、社会から抹殺されたり、生命が絶たれるわけではない。さまざまな手当てをいただいて、感謝して退くわけだから、自分の幸せのために世俗と距離を置いていいと思う。
  • 老いに漠然とした不安を持っている人は、できなくなったことや衰えてしまった身体機能ばかりに焦点を当てて、今できることやこれから成長しそうなことを無視してしまう。こうなると老いはますます進行し、身体も衰え、結果として、自分の不安が現実化してしまう。
  • 生活保護を受けることで、日常生活に関わるさまざまな支出が無料、もしくは減額される。高齢になって働けなくなった人は、もっと積極的に活用していいと思う。税金を払っている自分たちが元を取るのは当たり前の権利である。
  • お金の問題は生活保護などにより解決可能と言えるが、心の病とそれが引き起こす健康問題は、一度かかってしまうとなかなか完治が難しい。老後の不安として、心の病こそ最も注意すべきものと言える。
  • 医師に言われるがまま、薬を飲んで少しだけ寿命を伸ばすことは本当に幸せなことか。命を優先させることも大事だが、楽しく快適に生きるということにももう少し目を向けるべきだと思う。

 この本の中盤で、筆者は、「老いを知る、受け入れる」について書いています。印象に残ったのは次のような点です。

  • 認知症を進行させる行動パターンは、①誰とも会わずにコミュニケーションを取らない、②家に引きこもってどこにも出かけない、③コンテンツに興味を示さず好奇心を刺激しない。
  • 認知症を進行させないための重要なポイントが、今までできた行動の維持である。家族がショックを受けて、とにかく人前に出さないようにし、何もせずに放置してしまうことこそが、認知症を進行させる最も危険な行為と言える。
  • 認知症の進行を食い止めるために本当に効果があるのは、興味のあることをやり続けること、日常的にやっていた習慣をなくさないということだけだ。「脳トレ」のようにわざわざ楽しくもない新しいことをやる必要はまったくない。
  • うつ病の場合は、認知症と違って本人がつらい状況をはっきり認識している。悲観的になり、不眠に悩まされて、ときには妄想に取りつかれてしまうなど、絶望的な恐怖を味わうこともある。うつ病の方が悲惨な状況に陥っている場合が少なくない。

 この本の後半で、筆者は、「高齢者が生きづらい日本社会」「心をラクにして生きる方法」について書いています。印象に残ったのは次のような点です。

  • 日本人の場合、組織のことを考えたり、周囲が気になったりして、自分の幸せを優先して考える人は少ないと言える。しかし、老年になれば、組織は守ってくれない。だからこそ、もっと自分を大切にしてほしい。究極的には自分が幸せならそれでいいという考え方をしてほしい。
  • 会社での仕事や行動が生きがいになってしまうと、仕事上の肩書が自分のアイデンティティになってしまいがちであり、仕事の人間関係や地位を定年後も引きずることになる。そうした価値観を引きずる生き方では、少なくとも高齢期に幸せになるとは思えない。
  • 老年になって何が一番問題になるかというと、孤立である。どんなにお金を持っていても、どんなに社会的地位があったとしても、老後に孤立状態になってしまえば、まずうつ病になる確率は非常に高くなってしまう。
  • 定年退職するまで「部長」と呼ばれていた人でも、定年退職した途端に周囲から「おじいちゃん」とか「そこのおじいさん」とか呼ばれなくなる。つまり、世間は肩書や地位を重視する文化なのである。だから、会社組織を離れた途端に肩書がない人になってしまうので、とても不安な状態に陥ってしまう。
  • 人間の脳は、原則的に不安なことと心地よいことを同時には感じられない。つまり、面白いこと、楽しいことをやればやるほど不安の感情から遠ざかり、老年を楽しく迎えられる。
  • 周囲を気にせずに自分の好きなことを楽しんでいる人は、若い人たちを遠ざけたり、若者の考え方を否定したりしない。知りたいことや興味のあることは積極的に若い人から教わろうとする。このような人は「この年で他人に教えてもらうのは恥ずかしい」「こんなもの覚える必要がない」という頑固さがない。
  • 心をラクにして生きる方法は、①楽しいと思うこと、好きなことに取り組む、②世間の高齢者像に惑わされることなく、主観に従えばいい、③認知症を恐れない、④肩書・地位という俗なるものと適度な距離を取る、⑤自分が本当に熱中できるものに取り組む。
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  • 国家公務員を退職して1年経ちました
  • 定年本「還暦からの底力~歴史・人・旅に学ぶ生き方」(出口治明)を読みました

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還暦で開業した元・国家公務員の行政書士です。川崎に事務所。たまプラーザの住人。

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