2月9日、中小企業庁のホームページ↗で、「小規模事業者持続化補助金<一般型>」の申請受付が開始されたというお知らせがありました。
今回の申請受付は15次締切分で、同日の事務局のホームページ↗で確認してみますと、次の点が更新されていました。
- 公募要領(第12版)、 公募申請(電子申請)システムの手引き、 個別の申請様式ダウンロードが公開
- 第15回受付締切分における電子申請システムの使用が可能
公募要領(第12版)↗で、ポイントを改めて整理してみます。
類型 | 通常枠 | 賃金引上げ枠 | 卒業枠 | 後継者支援枠 | 創業枠 |
補助率 | 2/3 | 2/3 (赤字事業者は 3/4) | 2/3 | 2/3 | 2/3 |
補助上限 | 50万円 | 200万円 | 200万円 | 200万円 | 200万円 |
※インボイス特例の要件を満たしている場合は上記補助上限額に 50 万円を上乗せ
補助対象経費 |
○機械装置等費、○広報費、○ウェブサイト関連費、 ○展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会等を含む)、 ○旅費、○新商品開発費、○資料購入費、○借料、 ○設備処分費、○委託・外注費 |
※補助対象外となる経費などについて詳細に公募要領に記載されていますので要注意です。
受付開始及び締切 |
○申請受付開始: 2024年2月9日(金) ○事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:原則 2024 年 3 月7 日(木) ○申請受付締切:2024 年 3 月 14 日(木)17:00 |
次に、「小規模事業者持続化補助金<一般型>申請システム操作手引き」↗を見てみます。
まず、申請システムを利用した公募申請の流れは次のとおりとされています。
1.で「重要」とされているのは、「公募要領を必ず熟読ください。※申請のために必要な情報が記載されています」ということです。
2.については、申請にはGビズIDが必要で、GビズIDの取得には2週間程度かかるので要注意です。
5.については、様式4(事業支援計画書)の発行は、各地商工会議所に来所・メール・電話にて依頼を行います。また、事業承継加点の付与を希望する事業者は、併せて様式10(事業承継診断票)の発行依頼も行います。
申請情報入力の流れは、次のとおりとされています。
この「申請システム操作手引き」には、各様式ごとに入力要領が記載されていますので、参照しながら作業すると良いと思います。
なお、公募要領によれば「電子申請システムを使用せず、郵送で申請を行った事業者に対して、減点調整を行います」とされていますので、要注意です。