12月27日、ものづくり補助金の新しい枠の公募が開始されました。これは、「省力化(オーダーメイド)枠」というものです。
ものづくり補助金総合サイトの公募要領(今回は17次締切分です。)を見てみますと、この「省力化(オーダーメイド)枠」は、次のような内容ということが分かりました。
公募期間
- 公募開始日 令和5年12月27日(水) 17時
- 申請開始日 令和6年2月13日(火) 17時
- 申請締切日 令和6年3月1日(金) 17時
「省力化(オーダーメイド)枠」とは?
「人手不足の解消に向けて、デジタル技術等を活用した専用設備(オーダーメイド設備)の導入等により、革新的な生産プロセス・サービス提供方法の効率化・高度化を図る取り組みに必要な設備・システム投資等を支援します」とされています。
それでは「デジタル技術等を活用した専用設備(オーダーメイド設備)」とは何かというと、「ICTやIoT、AI、ロボット、センサー等を活用し、単一もしくは複数の生産工程を自動化するために、外部のシステムインテグレータ(SIer)との連携などを通じて、事業者の個々の業務に応じて専用で設計された機械装置やシステム(ロボットシステム等)のこと」とのことです。
デジタル技術等を活用せず、単に機械装置等を導入する事業については、対象にならないとされています。
補助上限額
- 5人以下 750万円(1,000万円)
- 6~20人 1,500万円(2,000万円)
- 21~50人 3,000万円(4,000万円)
- 51~99人 5,000万円(6,500万円)
- 100人以上 8,000万円(1億円)
※ ( )内は大幅賃上げを行う場合の補助上限額引上げの特例です。
補助率
- 中小企業 (補助金額が1,500万円まで)1/2、(1,500万円を超える部分)1/3
- 小規模企業者など(補助金額が1,500万円まで)2/3、(1,500万円を超える部分)1/3
補助対象経費
- 機械装置・システム構築費
- 運搬費
- 技術導入費
- 専門家経費
- クラウドサービス利用費
- 原材料費
- 外注費
- 知的財産権等関連経費
まだ関連する資料がすべて出揃ってないようですので、今後、新たな情報が入れば、まとめていきたいと思います。